美容室のシャンプーがちょっとお高い理由
美容室にいくとシャンプーの時間が至福の時間に感じますよね。プロにシャンプーをしてもらうので気持ちいいのは当たり前なのですが、シャンプーの泡立ち方や髪の毛をやさしくつつんでくれる感じがちょっと普段とは違います。
美容室に行くとシャンプーを勧められることがありますが、美容室のシャンプーと市販のシャンプーではどんなことが違うのでしょうか。
「美容室のシャンプーって高い…」と思う方がほとんどだと思います。そうなんです、高いのです。でも、それだけ市販のシャンプーや安く、美容室のシャンプーが高い理由がちゃんとあるのです。
実は市販のシャンプーのほとんどが石油系といわれるシャンプーで石油のしぼりかすから出来るシャンプーです。もうそれだけで「え…」と思ってしまう方が多いでしょうが、実際はほとんどのシャンプーがそうなのです。
さらにシリコンという髪の毛の艶や指どおりを演出する原料が入っています。シリコンは「演出」にすぎないので実際に髪の毛を再生させてくれたり、傷みを修復してくれるわけではなくコーティングをしてごまかしてくれるだけです。
シャンプーを購入する時は意識して原材料をチェック
原料表記の順番は入ってるものが多い順番に表記されていますので、シャンプーを購入するときはチェックすると良いですよ。
美容室のシャンプーはアミノ酸シャンプーやノンシリコンシャンプーなどのシャンプーでシャンプーの原料のひとつひとつにお金がかかっているものです。プロである美容室が提供するものですから、それだけ髪の毛のことを考えたものが使われてるのです。
大抵の美容室にはシャンプーやヘアケア剤、ヘアスタイリング剤などを仕入れる担当がいます。担当の人がきちんと原料などから考えて使用感も確認した上で使われているものなので美容室の顔になるものといっても過言ではありません。なので、美容室のシャンプーは特別なのです。
夏の冷やしシャンプー!?
夏が近づくと、冷やし中華はじめましたの張り紙やのぼりを目にすることがありますが、冷やしシャンプーというのがあることをご存知でしょうか。山形県山形市で夏の風物詩として推進し、新たなブームとして起こし開発した洗髪方法です!
驚くべきことに、冷蔵庫や氷で冷やした冷たいメントール系シャンプーを用いて洗髪するという理容室を中心としたサービスです。
暑い夏にじっとりと汗をかいて頭皮がベタベタになってしまったときにひんやりとしたシャンプーで頭を洗ってもらってスッキリ!というものだそうです。
1990年代後半に理容室発祥でクールシャンプーとして夏季限定でサービスをはじめ、冷やし中華はじめましたならぬ、冷やしシャンプーはじめましたというポップで有名となり、注目されたことからラジオやテレビなどでも取り上げられることが多くなり、有名番組でも多く取り上げられたことから一気に拡がりました。
そして過去最高だった40.8度という気温になったことがあるという記録を持っていた山形氏と現在日本一暑い場所として有名な熊谷市が山形の記録を拭いて40.9度という気温になったことで暑さを売りにした町おこしをしようと冷やしシャンプーに関する盟約を結びました。
さらに2010年には冷やしシェービングも始めるなど新たなチャレンジも加わり、山形市は冷やしシャンプーで町おこしをしているのですね。