幻の資生堂サボンドール
大人の匂いの石鹸、今もホテルなどでは使われているロングランです。
資生堂は石鹸部門から既に撤退していますが、このサボンドールは長年のファンも多く、今はパッケージを変え大容量で購入することができます。
ホテルなどでは「ゲストソープとしてこれでなければダメ」という企業もあり、やはり完全に販売ラインを止めることは出来なかったようです。
この石鹸がお歳暮で家に来ると、いつもの石鹸よりちょっと改まった気持ちで使うという人も、多かったのではないでしょうか?しっとりとして清潔感があるのですが、和装に合います。
フローラルウッディの香りですが、フローラルはかなり強めです。何とも言えない大人っぽく、高級感のある匂いです。泡立ちはウッド系の香料のせいかそれほど大きな泡ができる訳ではなく、しっとりとした固めの泡が立つ感じで、そういった点も何となく大人のファンが多いのもわかる気がします。
愛用者だからこそ知る意外な活用法
【1】高い洗浄力を誇るSAVON D’ORは特にオイリー肌の人の評価が高く、洗いあがりのさっぱり感と、背中やお尻に出来たニキビの症状が軽くなったという声が多くあります。
【2】髪をがちがちにスプレーした時にも、まずSVON D’ORをもみこむとすぐスプレーが取れるという使い方をしている方もいます。
【3】薄化粧の時はクレンジング代わりに、またメイク用のスポンジを洗うと驚くほどよく落ちるとの声もあります。
変わらない信頼の牛乳石鹸 赤箱
みんな大好き「牛乳石鹸」の一番定番品赤箱です!さっぱり系の青箱と違いはバラの匂いです。赤箱か青箱かで評価が分かれますが、赤のほうは保湿成分であるスクワランも入っているため、日ごろ肌の乾燥が気になるという方はこちらを選ぶとしっくりくるでしょう。
カウブランドの文字と、箱を開けた時の丁寧な個装、牛の刻印がかわいいです。
牛乳石鹸株式会社によれば、赤箱の販売はなんと1928年に遡るそうです。その時代にはおそらくとてもモダンだったのであろう牛の絵は、今見てもノスタルジックで新鮮です。
牛乳石鹸はその名の通り、ミルク成分が入っています!まだ日本にそれほどリッチな成分の石鹸が出回っていなかった頃、これで体を洗いたいと思う人はとても多かったのです。
金額が105円でわかりやすいところも素敵です。銭湯などに行くと、この牛乳石鹸を近所の薬屋さんなどで購入していったという思い出のある方も多いのではないでしょうか。泡立ちも日常的に使える石鹸にぴったりです。
牛の商標でミルク成分入りという点が、長い時間変わらない所に信頼を感じます。
石鹸の王道!花王ホワイト
バスタイプの大きいサイズも頼もしい、花王ホワイトです。2013年5月リニュアル。使ってみない手はありません。
相変わらず男性に人気の「石鹸の匂い」ですが、花王ホワイトは誰にでも好かれるスッキリとした石鹸特有の香りです。
「クリームみたいな石鹸」というキャッチコピーの通り、実際に使ってみると面白いくらいフワフワのホイップ状の泡になります!使い始めに見える花王の刻印もなかなかキュートです。
1970年代からずっと愛されているだけあって、デザインも日常的ながら少しづつ洗練されている花王ホワイト。ホームページには特設コーナーがあり、デザインの変化を見ることが出来ます。
オーソドックスな石鹸として改良されてきた結果が、使ってみるとすぐに分かります。保湿成分として入っている「天然やしミルク」は、上質な植物性のたんぱく質。肌の上に残らず、しっかりと保湿してくれます。
「石鹸なんてどれを使ってもそう変わらない」と思っている方の変える運命の石鹸が花王ホワイトです。
花王ホワイトは40年以上も多くの人に愛されてきた製品です。きっと誰しも一度は名前を聞いたことがあったり、パッケージに見覚えがあるはずです。一見ごく普通のこの石鹸がなぜ長年支持されてきたのでしょうか。今でこそ白い石鹸というのは当たり前になっていますが、以前は不純物を取り除くことが出来ず、ごまかすために黄色に着色した石鹸が主流でした。
その常識を覆したのが、ネーミング通り真っ白の「ホワイト」だったのです。
花王ホワイトの白さは、当時から続く原料と製法に込められた熱い想いから実現したのです。石鹸の原料となるパームやしの実は傷みやすいため、収穫して24時間以内に処理され新鮮なオイルとなります。そしてそのオイルを繰り返し精製してピュアなものにしていきます。
また、発売当初香りの強い外国産の石鹸が多い中で花王ホワイトは日本人が癒される香りの研究をとことん行いました。高温多湿で季節によって温度差が激しい日本で、多くの人に支持される香りに辿り着くには多くの試練を乗り越える必要がありました。長年の研究を重ねた結果、1年を通して幅広い世代に受け入れられる香りとなったのです。